2009年9月14日月曜日

アウトソーシングの功罪

 ふとアウトソーシングについて書いてみたくなった。コスト面から競争できないから、コアコンピダンスを見直してアウトソーシングし、競争力を上げようという考え方があると思う。
 しかし、安易なアウトソーシングは止した方がいいと思うのだ。全く関係の無い分野をアウトソーシングするのは構わない。問題は、製造や販売といった顧客に近い部分をアウトソーシングする場合だ。イノベーションというのは、自ら考えるだけでは独りよがりになりがちで、顧客に近い部分にこそ多くのヒントがあるものです(と、ここは言い切っちゃう)。
 安易なアウトソーシングは、自ら潜在競争力を手放すことに成りかねないので、考慮が必要でしょう。ひょっとしたら、手放したものは二度と返らず、気がつけば主客が逆転しているかもね?

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